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植物の生命力のカギ、ポリフェノール。元気と若さを支えるその抗酸化力。

time 2020/12/09

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ポリフェノールとは何か、ご存知ですか?

ポリフェノールといえば、あなたは何を思い浮かべますか?

赤ワイン、ブルーベリー、チョコレート…色々な食べもの飲みものが頭にすっと浮かぶくらい、ポリフェノールという言葉は皆さんよくご存知ですよね。

また「体に良い」「アンチエイジング」などのイメージが何となくある方も多いと思います。

では、ポリフェノールとは何でしょう?

案外すぐに答えが浮かばないのではないでしょうか。

この「ポリフェノールとは何か」が分かれば、ポリフェノールが私たちの体にどう良いか、なぜ摂り入れたほうが良いかがよく分かります。

ポリフェノールは私たちの健康、そして美容の味方です。その秘密をぜひ知っておきましょう!

ポリフェノールとは、日差しにさらされた植物が生き抜くチカラ

ポリフェノールとは、植物が光合成の過程でつくりだすケミカル(植物成分)です。

植物にとって、陸上で生きていくためにまず必要だったのが、紫外線から身を守るすべでした。

そこで植物は、その機能をになう物質を自らつくりだす能力を獲得します。それがポリフェノールです。

ポリフェノールには二つの働きがあります。

一つは紫外線を吸収して防御する働き、もう一つは紫外線によって発生する活性酸素を取り除く働き、いわゆる抗酸化作用です。

一般的に植物が動物より長生きすることが多いのは、この抗酸化作用の影響が大きいと考えられています。

そんなすごいチカラを持つポリフェノール、植物に広く分布していることから、5000種類以上は存在すると言われます。

ポリフェノールは特に、植物が子孫を残すための種子や、紫外線から身を守る葉に、多く含まれています。

私たちの体の酸化もブロックしてくれるポリフェノール

このポリフェノール、私たちにとっては「食物の苦みや渋みのもと」として認識されています。

でもポリフェノールがその真価を発揮するのは、先にご紹介した抗酸化力。植物が自らを保護する能力が、私たちの体も酸化から守ってくれるのです。

その働きを知るために、私たちの体が酸化する仕組みを知っておきましょう。

私たちは呼吸によって酸素を取り込んで生きています。そのうちの2%前後が体内で活性酸素になります。

活性酸素とは、大気中の酸素よりも活性化したもの。他の物質を酸化させる力の強い酸素です。

ただし活性酸素は一概に悪者ではありません。体内に侵入する細菌やウイルスを撃退する、大切な役割をになってくれているからです。

ところが活性酸素は増えすぎると、正常な細胞や遺伝子も攻撃、つまり酸化させてしまいます。

これがガンや動脈硬化などの生活習慣病、肌のシミやシワなどの老化につながっていくのです。

活性酸素が過剰になる原因はいくつかあります。

紫外線を長く浴びることのほか、喫煙・飲酒などの習慣、呼吸量が増える激しい運動、身体的・精神的なストレスなどです。

こうして活性酸素が増えすぎることで体は酸化していきますが、この酸化をブロックしてくれるのがポリフェノールです。

ポリフェノールは体内の活性酸素を吸収して取り除いたり、活性酸素で傷ついた組織を修復することによって、酸化を抑えてくれます。

その結果、様々な病気や老化を防ぐことになる。ポリフェノールは私たちの元気や若々しさを支える、心強い味方なのです。

あなたがよく知るあの成分もポリフェノールの一種。ポリフェノールの多様なチカラ

ポリフェノールが持つチカラ、お分かりいただけましたか?

しかもポリフェノールに秘められた能力は、まだそれだけではありません。

お伝えしたようにポリフェノールには植物によってたくさんの種類が存在していて、その種類ごとに特徴的な作用を持っているのです。

それを知れば、あなたのコンディションに応じて摂り入れたいものも良く分かります。さあ、ポリフェノールをさらに詳しく見てみましょう。

高カカオチョコレートも人気!様々な効果の「カカオポリフェノール」

ご存じチョコレートの原料は、カカオの実に詰まったカカオ豆。まさしくポリフェノールをたっぷり含んだ種子の部分です。

熱帯で育つカカオは、その日差しに負けない強い抗酸化力を持っています。このカカオポリフェノールが、私たちの体も酸化から守ってくれます。

また紫外線を浴びたときに皮膚が赤くなるのを抑えるなど、カカオポリフェノールが肌のダメージ自体を抑えるという実験結果も報告されています。

さらにカカオポリフェノールの強い抗酸化力によって、悪玉コレステロールの酸化が抑えられることも、研究で報告されています。

コレステロールの酸化は、動脈硬化を招き、それがさらに心筋梗塞や脳卒中の呼び水となる万病のもと。カカオポリフェノールが結果的にそれらを予防してくれるのです。

またカカオポリフェノールは血管を広げる作用もあります。結果、血流が良くなって冷え性が改善されたり、血圧を下げることが期待できます。

ほかにも、花粉症の改善や、脳の認知機能の改善など、カカオポリフェノールにはまだまだ秘められた能力があることが、研究で明らかになりつつあります。

そんなカカオのパワーを気軽に摂り入れられるのがチョコレート。日常的なおやつとして少しずつ継続して食べて、体もお肌も酸化させずに若々しくありたいですね。

大豆のチカラで女性のキレイや若さをサポート「イソフラボン」

大豆に含まれていることで知られるイソフラボンも、ポリフェノールの一種です。

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることが特徴。

ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促して、肌のハリやうるおいを保つサポートをしてくれます。またメラニン生成を抑制してくれる働きもあって、まさに美肌・美白の味方。

髪のハリ・コシ、頭皮の健康にも役立ってくれることから、イソフラボンは若々しさや輝きの味方といえます。

またイソフラボンは、エストロゲンをサポートし、ホルモンバランスを整えることで、加齢に伴いホルモンバランスが乱れて起こる更年期症状を緩和してくれます。

日本人女性は、欧米の女性に比べて更年期症状が軽いと言われますが、その理由が、大豆を食べる日本の伝統的な食習慣にあるのではないかと考えられています。

ホルモンバランスを整えてくれるイソフラボンの作用は、生理に伴う体の不調や、イライラなど心の不調もやわらげてくれます。

イソフラボンは女性特有の悩みに応えてくれる心強い存在なのです。

さらにイソフラボンは、エストロゲンに代わって、骨からカルシウムが過剰に溶け出すのを抑え、丈夫な骨を維持する助けにもなってくれます。

また乳がんなどホルモン依存性のがんの予防効果も期待されています。

イソフラボンもやはり体に役立つ可能性をまだまだ秘めたポリフェノール。大豆でイソフラボンのチカラをしっかり摂り入れたいですね。

抗菌効果で知られる「カテキン」

カテキンもやはりポリフェノールの仲間、緑茶や紅茶を飲んだ時に感じる渋みの成分です。

カテキンの抗菌・殺菌作用はよく知られるところ。アレルギー反応による炎症を抑える作用もあります。また血中コレステロールの増加を抑えたり、肝臓でつくられる胆汁酸の排出を促すことで、生活習慣病予防や血糖値低下を期待できます。

ちなみに緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じ茶葉から作られますが、茶葉を発酵させないのが緑茶。カテキンは発酵の影響を受けやすいので、発酵させない緑茶のほうがカテキンが豊富と言えます。

アンチエイジングの「レスベラトロール」

ぶどうにや赤ワインには、レスベラトロールというポリフェノールが含まれています。

レスベラトロールはアンチエイジングや美肌作用につながる成分です。

ところで赤ワインといえば、フレンチパラドックスという有名な説があります。

フランス人は、肉やチーズ、バターなどカロリーの高い食生活を送っているにも関わらず、ほかの欧州諸国に比べて、心臓病による死亡率が低いという矛盾(パラドックス)です。

この現象に注目したフランス人科学者が「フレンチパラドックスの要因は、フランス人が日常的に赤ワインを飲んでいることにある」という考察を1992年に発表。そこから赤ワインが世界的に注目されるようになったのです。

ポリフェノールが持つ抗酸化作用は、心臓病など循環器疾患の予防にも効果的と考えられていますから、赤ワインに限らずポリフェノール豊富な食物が、食生活のバランスを取ってくれるというわけですね。

疲れ目に「アントシアニン」

ぶどう、ブルーベリー、プルーン、なす、さつまいも、赤しそなど、黒色や紫色の野菜・果物に豊富なのが、アントシアニンです。

アントシアニンは目に対する効果が有名。疲れ目の改善や、視機能の改善に効果があると言われています。

まだまだ多様なポリフェノールが身近な食べ物に

まだまだ身近な食べ物にポリフェノールは存在しています。

みかんやレモンなど柑橘類の皮やすじに特に多く含まれるのは「ヘスペリジン」。抹消血管の血流を促進して冷え性を改善したり、ビタミンCの働きを高める効果があると言われます。

ウコンに多く含まれる黄色い成分が「クルクミン」。胆汁の分泌を活発化する働きや、肝機能の解毒作用をサポートする作用から、飲酒時のアルコール分解促進や二日酔い予防の効果が有名です。

ほかにも、体を温める効果が有名なしょうがの「ショウガオール」「ジンゲロール」、コーヒーの褐色や苦みとなりコーヒーポリフェノールとも言われる「クロロゲン酸」、たまねぎやりんごなどに含まれる「ケルセチン」などなど実に多種多様なポリフェノールが、私たちがふだん口にするものに含まれています。

それらはいずれもポリフェノールならではの抗酸化作用を備えています。

まとめ

ひとくちにポリフェノールといっても、植物の種類によって様々なポリフェノールが存在すること、よくお分かりいただけましたよね。

それにイソフラボンなどよく耳にする成分も「これもポリフェノールだったんだ」という発見があったと思います。

私たちは知らず知らずのうちにポリフェノールの恩恵を受けていたわけですね。

これら多種多様な特性を持つポリフェノールですが、いずれも共通するのは抗酸化作用。

ポリフェノールが私たちの体のなかの細胞の酸化を抑えることで、様々な病気を予防したり、肌のつやなど若々しさをサポートしてくれているのです。

ここでもう一つ覚えておきたいポリフェノールの性質があります。

それはポリフェノールが水に溶けやすい成分のため、摂取してから短時間で抗酸化作用を発揮する一方、その効果は長時間持続しないということ。

つまりポリフェノールの効果的な摂り方は、毎日継続的に摂取することです。

植物が生きていくために獲得した偉大なチカラ、ポリフェノールを、毎日の食生活にうまく摂り入れて、元気と若さをキープしましょう!

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