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野菜好きの子どもに育てる「ある秘訣」

time 2017/10/26


子育てしていく上で、子どもの食べ物の好き嫌いは多くの親が経験する悩みですが、このほどアメリカの研究で、その解決策の1つとなりそうな研究結果が報告されました。母親が授乳前に「あるもの」を飲めば、もしかしたら野菜好きの子どもに育てられるかもしれません。

授乳中に母親が飲むと良いものとは・・・

この研究は、フィラデルフィア市のある研究所で母乳育児中の母子97組を対象に行われました。

母子を5つのグループ-子どもが(1)生後2週から1カ月間、(2)生後1カ月半から1カ月間、(3)生後2カ月半から1カ月間、(4)生後2週から3カ月間に、母親が授乳する前に3種類(ニンジンまたはセロリ、ビーツ)の野菜のジュースを半カップ飲むグループと、(5)授乳前に水を飲むグループにランダムに分けました。

そして、生後8カ月ほどで子どもが離乳した後に、母親が子どもに離乳食用のシリアルを与える様子をビデオで撮影しました。シリアルはプレーンタイプとニンジン風味、ブロッコリー風味の3種類を用意し、食べさせる時に子どもが欲しがるか、嫌がる様子をみせるかを観察しました。

その結果、母親が野菜ジュースを飲んだグループの子どもは、プレーンタイプや(ジュースに含まれていない)ブロッコリー風味のシリアルよりもニンジン風味のシリアルを好むことが分かりました。特に、生後2週から母親が野菜ジュースを飲んだグループの子どもは、ニンジン風味のシリアルを勢いよくたくさん食べたそうです。

野菜ジュースを飲むと母乳が「野菜風味」になる?

研究者たちは、母親が授乳する前に野菜ジュースを飲むと母乳が「野菜風味」になり、その母乳で育った子どもは同じ味がする食べ物を嫌がらなくなる可能性があると述べています。また、母親が妊娠中であれば野菜の風味は羊水に移り、お腹の中にいる赤ちゃんが野菜の味を覚える可能性もあるとしています。

さらに、研究期間を通して母親が食べる野菜の量は増えませんでしたが、母親は次第に野菜ジュースの味を好むようになったことから、子どもにも野菜などの健康に良い食品を与えるようになると考えられたそうです。

ある栄養の専門家によると、好き嫌いのない子どもに育てるには、乳幼児の頃からさまざまな味や食感を経験させることが大切だそうで、「たとえ母乳育児ができなくても、幅広い食材を用いた離乳食を与えるなどの工夫で子どもの好き嫌いがなくなるかもしれません」とアドバイスしています。(HealthDay News 2017年8月4日)

Copyright © 2017 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
論文アブストラクト:http://ajcn.nutrition.org/content/106/1/67.abstract

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