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【大豆のプロが解説!】大豆でコレステロールが下がる理由

time 2017/01/05


コレステロールについて

そもそも、コレステロールとはなんでしょうか?

コレステロールとは脂質の一種で、体を構成する基礎、細胞膜を作る材料となります。また、体の働きを調節する「ホルモン」や、骨を作るのに必要な「ビタミンD」などの材料にもなりなり、脂肪の分解吸収を助ける「胆汁酸」の材料としても使われます。

このように、コレステロールは、私たちの体になくてはならない必要不可欠な成分です。

コレステロールは食品から摂取するだけでなく、体内でも作られます。食事から摂取するコレステロールと体内で合成されるコレステロール、相互に作用することで、体内のコレステロール量が一定になるように保たれています。

またコレステロールにはHDLコレステロールと、LDLコレステロールがあります。

HDLコレステロール

HDLコレステロールは、全身の余分なコレステロールを回収し、体外に排出する働きがあるため、「善玉」コレステロールと呼ばれています。

LDLコレステロール

LDLコレステロールは全身にコレステロールを運ぶ役割を担っていますが、増加しすぎると血管などに溜まって様々な不調のリスクを高めます。そのため、「悪玉」コレステロールと呼ばれています。

コレステロールの基準とは?

以前は、総コレステロール値240mg/dl以上が高コレステロール血症とされていましたが、「HDLコレステロール値が高いため、総コレステロール値が高い」という場合もあるため、現在では、総コレステロール値での判断ではなく、LDLコレステロール値が140mg/dl以上、または、HDLコレステロール値が40mg/dl未満の場合、脂質異常が疑われるとされています(日本動脈硬化学会)

コレステロールが高いと?

動脈硬化はさまざまな要因で起こりますが、脂質異常症もその要因の一つです。血管壁にコレステロールなどがたまることで、動脈硬化の一つ粥状動脈硬化が進みます動脈硬化性疾患の予防のためにも、LDLコレステロール対策が重要と考えられています。

大豆でコレステロールが下がる理由

食事で摂取したコレステロールは、十二指腸で胆汁酸とくっつき、吸収されやすい形になって小腸から吸収され、肝臓へと運ばれます。鳩首されたコレステロールは、胆汁酸の材料になったり、LDLコレステロールとして体内へ運ばれます。一般に血中コレステロールが高い状態というのは、血液中にこのLDLコレステロールが増えた状態をいいます。

大豆たんぱく質を摂取すると、胆汁酸は、コレステロールではなく大豆たんぱく質とくっつくため、コレステロールがくっつくはずの胆汁酸が少なくなり、コレステロールの吸収量が低下。体外に排泄されます。そのため、血中に流れるLDLコレステロール量が低減するということになります。

食事に含まれる動物性たんぱく質を大豆たんぱく質に置き換えると、総コレステロール値、悪玉(LDL)コレステロール値が低下したというデータがあります。この時、善玉(HDL)コレステロール値は変化が見られなかったことから、LDLコレステロール、HDLコレステロールの比率を改善することもわかりました。

摂取量は?

大豆たんぱく質(大豆グロブリン)を6g摂取することで、コレステロールの改善に効果があるとして、豆乳や、大豆たんぱく質を含む食品が厚生労働省から特定保健用食品に認可されています。

それらから考えると、コレステロール改善を考えると大豆たんぱく質として、1日6gが一つの目安となるのではないでしょうか。

大豆は良質な植物性たんぱく質ですので、蛋白源として、6g以上取っていただいても問題はありません。肉や魚等、動物性たんぱく質とバランスよく摂取していただくことをお勧めします。

大豆たんぱく以外でもコレステロールを下げる大豆の栄養素

サポニン

大豆サポニンは、大豆に含まれる配糖体の一種で、苦味などの原因になる成分といわれています。抗酸化作用ををもち、過酸化脂質の生成を抑制する等の作用が期待される成分です。

レシチン

レシチンは大豆や卵等に含まれるリン脂質の総称で、体にとても重要な成分です。また、水にも油にも馴染みやすい天然の乳化剤です。この油にも水にも馴染みやすい性質を持つ故に、コレステロールや中性脂肪も低下させるという報告もあります。

まとめ

大豆に含まれる大豆たんぱく質は、コレステロールを改善する働きがある、として特定保健用食品としても認可されています。

また、更年期以降の女性は、女性ホルモンの低下に伴い、コレステロールも高くなりがちなため、イソフラボンを含む大豆を積極的にとることは、たんぱく質の作用だけでなく、イソフラボンの女性ホルモン様作用のサポートという点からも期待されます。

豆腐、納豆、豆乳など、毎日の食事に積極的に取り入れていきたいものです。

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出典
■ 大豆で健康(不二製油HP)

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